こんにちは、ひよっこです!
現役で医学部に合格し、現在医学部5年生で臨床実習に取り組んでいます。

英語って、やることが多すぎない…?
単語も文法も長文も全部やれって言われるけど、何から手をつければいいのか分からないよ…

その悩み、実は答えがはっきりしてるよ!
受験英語は「やる順番」が決まっていて、順番さえ守れば誰でも伸びる科目なんだ!
英語の勉強について、こんな悩みはありませんか?
- 単語・文法・長文、結局どれから始めればいいの?
- 長文が読めないけど、何が原因か分からない
- 高3から本気を出せば間に合う?
- 帰国子女や英会話経験者じゃないと、上位は無理じゃない…?
結論から言うと、受験英語は「単語・熟語 → 文法 → 構文 → 長文」の順番で、下から積み上げるのが最短ルートです。
私は英会話を習ったことが一度もなく、英検も準2級しか持っていません。
それでも高1の駿台模試で偏差値60前後だった英語が、高2の夏には偏差値89・全国8位まで伸び、入試直前まで偏差値70台後半を維持できました。
つまり、受験英語に必要なのはセンスや英会話の経験ではなく、正しい順番と量です。
この記事では、私が大学1年生のときに駿台のクラスリーダーとして生徒に配っていたプリントの内容をベースに、受験英語の全体像を解説します。
- 受験英語の4段階ピラミッド
- 高1・高2・高3、それぞれの時期に何をやるべきか
- 私が実際に使った参考書と、その使い方
- 逆に「やらなくていいもの」
中3(中高一貫校)〜高2くらいの「今から英語の勉強を始めたい人」に向けた内容となっています。
読み終えるころには、自分がいまどの段階にいて、次に何をやればいいかが分かる状態になっているはずです。
結論|受験英語は「積み上げの順番」がすべて
受験英語の勉強は、よく4段階のピラミッドにたとえられます。私も実体験から、この考え方は正しいと確信しています。
- 1段目(いちばん下): 単語・熟語
- 2段目: 文法
- 3段目: 構文
- 4段目(いちばん上): 長文

大事なのは、下の段が崩れていると、上の段は絶対に伸びないということです。
単語が分からなければ文法の例文が読めません。
単語と文法があやふやだと、構文(文の骨組み)がつかめません。
構文がつかめなければ、長文は「なんとなく」でしか読めず、成績が安定しません。

たしかに…! 長文の問題集ばっかりやってたけど、全然伸びなかったのはそういうことか!

長文が読めない原因は、たいてい長文じゃなくて下の段にあるんだ。
だから自分が今どの段階が弱いのか把握することが大事だよ!
英会話ができなくても全国上位レベルの英語力を身につけられる
ちなみに私は、英語がまったくしゃべれません。
英会話教室に通ったことは一度もなく、英検は準2級どまり。
台湾旅行に行ったときは、お箸がほしくて「チョプスティック! チョプスティック!」と単語を連呼していたほどです^^;;)
それでも受験英語は全国8位まで伸ばせました。
受験英語と英会話は、必要な能力が別物だからです。
「帰国子女じゃないから」「英会話をやってこなかったから」と諦める必要はまったくありません。
必要なのは、下から順番に積むことだけです。
学年別の全体マップ|いつ、何をやるか
先に全体像を一覧にします。詳しいやり方は、このあと段階ごとに説明します。

ポイントは、高3になってから土台を作り始めるのでは遅いということです。
高3は理科に時間を使う学年なので、英語の土台作りはそれまでに終わらせるのが理想です。
① 単語・熟語|1冊を「自分のものにする」
単語帳は、1冊を完璧に仕上げるのが鉄則です。
あれこれ手を出すより、1冊を何周もして「この本に載っている単語は全部分かる」と言える状態を目指しましょう。
私のおすすめは「システム英単語」です。
私は高1のときは学校で配られた「LEAP」を使い、高2〜高3でシス単に移行しました。高1・高2の間に何周もして、「単語はもう大丈夫」と思える状態にしておくのが理想です。
高3になってから単語を覚え始めるのは、天才でない限り遅すぎます。単語は覚えるのに時間がかかるうえ、忘れるからです。早く始めて、何度も回しましょう。
覚え方のコツ4つ
私が実際にやっていた覚え方です。
- 「1日10個」ではなく「1週間で同じ50個」方式
: 毎日ちがう10個を覚えるのではなく、「今週はこの50個」と決めて、同じ50個を毎日確認する。人は1回では覚えられないので、回数で勝負します - インプット:アウトプット=1:3
: 眺めて覚える時間より、思い出すテストの時間を多くする。インプットは英単語と日本語にざっと目を通すだけでOK - 「日本語→英語」の方向で隠す
: 「リンゴ→apple」のように、日本語を見て英語を思い出すほうが記憶に残りやすいです。慣れてきたら逆方向も - 発音しながら覚える
: 目・口・耳をぜんぶ使うと定着が早く、リスニングにも効きます
やらなくていいもの
逆に、手を出さなくていいものもはっきり書いておきます。
- 鉄壁(鉄緑会の英単語帳)
: 正直、やらなくていいです。分厚くて覚えきれません。私も挫折しました(笑)。国立大医学部や難関私立大まで、シス単レベルで十分戦えます。載っていない単語は「文脈からの推測+運」と考えましょう - 医系英単語帳
: 普通の単語帳のように1語ずつ覚えるのは時間の無駄です。使うなら、長文で出てきたときに引く辞書代わりに。医系英単語として覚えるのは、授業で先生に「これは覚えて」と言われたもの、演習でよく見かける単語だけで十分です

えっ、医学部志望でも医系単語帳って覚えなくていいの!?

覚えなくてOK! それより先にシス単を完璧にするほうが、点数への近道だよ。
② 文法|体系的に学ぶ→問題集で演習、の2段構え
文法は、市販の文法問題集を1冊以上仕上げるのが目標です。
私は「スクランブル」を使っていました。
「Next Stage」や「Vintage」も人気で、この3冊はどれを選んでも大丈夫だと思います。学校で配られたものがあれば、それを使って勉強するのがいいと思います。
流れとしては、高1でスクランブルのような網羅型を1冊仕上げ、高2で「頻出英文法・語法問題1000(桐原書店)」のような演習量の多い問題集を足すのがおすすめです。
一度体系的に文法を学んでから、問題集で「使える知識」に変えていくイメージです。
③ 構文|英文に自力でSVOCをつけられるのがゴール
構文とは、文の骨組み(どれが主語で、どれが動詞か)のことです。単語と文法が身についてきたら、この「文の構造をつかむ練習」に進みます。
ゴールははっきりしています。初めて見る英文に、自力でS・V・O・Cをつけて訳せるようになることです。

私がやっていた練習法
前提として、私は構文を塾(駿台)の授業メインで学んでいました。授業で構文の考え方を教わり、テキストの英文で練習する、という形です。
- 高1〜高2: 塾の授業テキストの英文すべてにSVOCを書き込んで、全文訳する。模試や学校の長文で「意味がとりづらい」と感じた文も、同じように構造分析して和訳する
- 高3: さすがに全文は時間がないので、気になる文だけ構造分析&和訳
地味ですが、この「全文SVOC」をやり切ったことが、私の英語の土台になったと思っています。
塾に通っていない人はどうする?
構文の勉強は、「①考え方を一通り学ぶ → ②英文で練習する」の2ステップです。
これは塾で学んでも独学でも変わりません。
塾に通っていない人は、①は市販の構文(英文解釈)の参考書を1冊選んで学びましょう。この分野はレベルや解説の相性が大きいので、書店で実際に開いて、自分に合ったものを選ぶのがおすすめです。
②の練習素材は、学校の教科書や授業で扱う長文で十分です。大事なのは教材の種類ではなく、「自力でSVOCをつけて訳す」という作業そのものだからです。
一通り学び終えたあとの確認・強化には、「英文解釈クラシック」がおすすめです。駿台の久保田先生の本で、私は高2の秋にやりました。
時間がない人は「?となった文」だけでOK
正直に言うと、全文SVOC&全文和訳は、効果は絶大でしたが相当時間がかかります。
だから、全員に「全文やろう」とは言いません。
時間がない人は、読んでいて一瞬でも「?」となった文だけを構造分析&和訳する形でOKです。
スラスラ読めた文を分析しても得るものは少ないので、「引っかかった文」に絞るだけで、効率よく同じ力を鍛えられます。

全部の文にSVOCかぁ…。正直、そこまでやる時間がない気がする…

そういう人は「?となった文だけ」でOK!
何もしないのと「引っかかった文だけでもやる」のとでは、差がすごく大きいんだ。
自分の時間と相談して、続けられるやり方を選ぼう!
④ 長文|基礎が固まっていれば、演習量に比例して伸びる
単語・文法・構文が積み上がったら、いよいよ長文です。高2の後期からで十分間に合います。焦らなくて大丈夫です。
ここまでの土台ができていれば、長文は演習すればするほど伸びる段階に入っています。
逆に、土台なしで長文だけ積んでも伸びません(私の周りでも、伸び悩んでいる人はたいていここでつまずいていました)。
使った問題集と注意点
高2では「やっておきたい英語長文500・700・1000」を使いました。
ただしこのシリーズは解説が少なめなので、英語が苦手な人にはおすすめしません。
「基礎はできていて、演習量をこなしたい人」向けです。苦手な人は、解説が厚い問題集を選んでください。
高3の演習ペース
高3になると、理系は理科に時間を取られて、英語に割ける時間は思ったより少なくなります。
だからこそ高2までの積み上げが効くのですが、演習を完全に止めると感覚が鈍るので、ペースの目安を書いておきます。
- 高3前期: 授業テキストの予復習+少しの演習でOK
- 高3夏以降: 少なくとも2日に1本。週1本は国立型の記述タイプを混ぜる
過去問はいつから?
過去問については、「早ければ早いほどいい」わけではありません。
- 私立をたくさん受ける人: 11月ごろに、受ける大学の過去問を1年分ずつ解いて傾向をつかむ
- 国立志望: 夏休みに1回お試し→本格的には共通テスト後に10年分弱が理想
共通テストの結果で出願先を変えることは結構多いので、特定の大学の過去問を早くやりすぎると無駄になることもあります。
また、共通テストは速読勝負なので、演習では常に時間制限をきつめに設定しましょう。
番外編|やってよかった2つの習慣
ピラミッドの4段階とは別に、「これはやってよかった」と言い切れる習慣が2つあります。
毎日1回の音読
駿台の先生にすすめられて、授業で扱った長文を毎日1回、必ず音読していました。
一度構造を理解した英文を音読すると、「英語を英語の語順のまま理解する」感覚が育ちます。
速読力の土台はここで作られたと思っています。
すでに解いた長文の再利用なので、1回5〜10分で済むのもいいところです。
3行の英語日記
毎日、3行くらいの英文で日記を書いていました。
内容は「今日は数学の課題が多かった。眠い。明日は早く起きる」くらいの、本当に簡単なものでOKです。
英文を書くことに自然と慣れるので、英作文で手が止まることが減ります。私はこのおかげで、英作文対策にほとんど時間をかけずに済みました。

3行なら続けられそう! 今日から書いてみようかな!

その気持ちが大事! 単語の周回も日記も、「小さく毎日」が最強だよ。
まとめ|下から順番に、高2までに積み上げよう
この記事では、受験英語の勉強法の全体像を、「単語・熟語→文法→構文→長文」の4段階ピラミッドに沿って解説しました。
- 受験英語は「単語・熟語→文法→構文→長文」の4段階ピラミッド。下の段が崩れていると上は伸びない
- 土台作りは高2までに
- 単語帳は1冊(シス単がおすすめ)を「1週間で同じ50個」方式で周回
- 鉄壁・医系単語帳は覚えなくてOK。シス単レベルで十分戦える
- 構文は「初見の英文に自力でSVOCをつけられる」がゴール
- 長文は高2後期からで間に合う。基礎さえあれば演習量に比例して伸びる
英語は、正しい順番で積めば裏切らない科目です。今日から自分の段を一つずつ固めていきましょう。
夏休みの各科目の参考書と周回数はこちらの記事で公開しています。

「そもそも勉強計画の立て方が分からない」という人は、計画シート(無料配布)つきのこちらからどうぞ。

困ったこと・聞きたいことがあれば、お問い合わせフォームから気軽にどうぞ。
以上、ひよっこでした!


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