こんにちは、ひよっこです!
現役で医学部に合格し、現在医学部5年生で臨床実習に取り組んでいます。

夏休みって、どの参考書を何周すればいいんだろう…。
周りがいろんな参考書をやってるのを見ると、自分も新しく買ったほうがいい気がして焦るんだよね…

夏休みは時間があるように見えて、意外とあっという間。
だからこそ、参考書を絞って周回するのが大切なんだ!
夏休みが近づくと、こんな悩みが出てきますよね。
- どの参考書を選べばいいか分からない
- 1冊を何周すればいいのか分からない
- 周りが新しい参考書を次々始めていて焦る
- 過去問は夏のうちにやっておくべき?
結論から言うと、夏休みは新しい参考書を増やすより、「やる参考書を絞って、周回数を決めて回す」のが正解です。
私は高3の夏、駿台の夏期講習と併用しながら、「絞った参考書の周回」に徹していました。
この記事では、私がその夏に実際に使った参考書を、科目ごとに「周回数」と「正直な反省」つきで紹介していきます。
うまくいった科目だけじゃなく、「数学は正直あまり伸びなかった」という失敗談もそのまま書きました。
なお、私の理科は化学・生物選択です。物理は出てきませんが、参考書選びの考え方(絞る・周回する)はどの科目にも共通なので、物理選択の人にも役立つはずです。
- 私が高3の夏休みに使った参考書と周回数
- うまくいった科目・いかなかった科目の正直な反省
- 夏の参考書選びで失敗しないための3つの考え方
読み終えるころには、「自分がこの夏にやる参考書リスト」を具体的に決められる状態になっているはずです。
前提|私の夏の軸は「駿台夏期講習の予復習」だった
最初にいちばん大事なことを言うと、夏の勉強は「軸を1本決めて、それ以外を足しすぎない」ことが何より重要です。
私の場合、駿台の夏期講習を取っていたので、講習の予習・復習を最優先に置きました。市販の参考書は、そのすき間を埋める補強として選んでいます。
その上で、全科目共通でやったのが前期の駿台テキストの解き直しです。
やり方はシンプルで、もう一度、何も見ずに問題を解いてみるだけ。
一度習った問題でも、いざ何も見ずに解こうとすると意外と手が止まります。
その「止まったところ」が理解の穴なので、夏のうちに埋めておくことが大切です。

塾や予備校に通っている人は、まず講習とテキストの復習を最優先にしよう!
予備校に通っていない人も、考え方は同じです。
「軸になるメイン教材を決めて、あとは補強」という形にすると、夏の計画がぐっと立てやすくなります。
数学|正直、いちばん反省が多い科目
先に結論を言うと、数学は「背伸びした演習」より「標準問題の完成度」を優先すべきでした。
夏に使ったのはこの3つです。
| 教材 | 周回数 |
|---|---|
| 新数学スタンダード演習(「大学への数学」増刊) | 1周+間違えた問題の直し |
| 合格る計算 | 3周以上(特に微積分の計算練習) |
| 志望校の過去問 | 1回演習+直し |
このうち、やってよかったと言い切れるのは合格る計算です。
朝のルーティンに組み入れることで、微積分の計算スピードと正確さは明らかに上がったので、計算力に不安がある人にはおすすめできます。
一方で、反省点は2つあります。
反省1: 「大学への数学 スタンダード演習」は「1周+直し」では身につかなかった
数学は結局、あまり伸びませんでした。
いま振り返ると、当時の私にはスタンダード演習はまだ早く、先に標準レベルの問題を固めるべきでした。といっても、新しい問題集を買う必要はありません。
私の場合は、前期の駿台テキストの解き直しの完成度をもっと上げるのが一番の近道だったと思います。
予備校に通っていない人は、いま手元にある網羅系の問題集がこれにあたります。新しく買い足すより、その1冊の完成度を上げるほうが確実です。
もしスタンダード演習をやるにしても、1周ではなく3周くらい回して完成させるべきでした。

やっぱり1周じゃダメなの…?

1周で身につく参考書は、ほとんどないと思っていいよ…。
だから「何をやるか」だけじゃなくて、「何周やるか」までセットで夏の計画を立てるのが大事なんだ!
反省2: 焦って手を出した夏の過去問は、まだ早かった
正直に言うと、夏に志望校の過去問を解いたのは、戦略があったからではありません。
周りが過去問を始めたと聞いて、「自分もやらなきゃ」と焦ったからでした。
でも、土台が固まりきっていない時期に過去問をやっても、「解けない」という事実が分かるだけで、得られるものは少なかったです。周りに流されて手を出すくらいなら、いま回している教材の完成度を上げるほうがずっと効果的だったと思います。
過去問を夏にやるなら、「傾向を知るために1年分だけ」くらいの位置づけがちょうどいいです。
化学|「重要問題集の周回+福間の無機」で手を広げない
化学は2本柱に絞りました。
| 教材 | 周回数 |
|---|---|
| 化学 重要問題集 | 夏休み前から取り組み、夏休みが終わるまでに通算3周 |
| 福間の無機化学の講義(Doシリーズ) | 覚えるまで何周も |
福間の無機化学の講義は、福間先生の解説で無機化学の「覚えるべきポイント」がとても分かりやすくまとまっていて、かなりおすすめです。無機は暗記の整理が命なので、この1冊で頭の中がすっきりしました。
そして、ここで大事なのが「あえてやらなかった話」です。
Doシリーズには理論化学・有機化学の巻もあります。でも私は、そちらには手を出しませんでした。
理由は3つです。
- 理論・有機は、駿台の前期テキストと夏期講習で十分理解できていた
- 演習量も、駿台テキスト+重要問題集で足りていた
- これ以上教材を増やすと、全部が回らなくなると感じた
どんなに評判のいい参考書でも、手持ちの教材で足りているなら買わない。
この判断も、夏を乗り切る上ではすごく大事だと思います。
生物|4冊を「レベルの階段」を意識して使い分け
生物は使った冊数こそ多いですが、「今の教材が固まってから次に進む」という順番を意識しました。
| 教材 | 周回数・時期 |
|---|---|
| 全レベル問題集 生物3(私大標準・国公立大レベル) | 夏休み前に1周済み→夏休みに2周目・3周目 |
| 生物 標準問題精講 | 8月中旬から(全レベル3が固まってから)。本番までに1周+間違えた問題の2周目 |
| 大森徹の生物 遺伝問題の解法 | 夏休み中に1周→夏休み後にさらに2周ほど |
| 大森徹の生物 記述・論述問題の解法 | 夏休み中に半分→その後通しで1周 |
それぞれ、正直な感想を書いておきます。
標準問題精講: 難関向け。合わない人にはオーバースペック
かなりレベルが高い参考書なので無理に使う必要はないですが、リード文(問題の前置きの文章)が長い問題にじっくり取り組めます。
そのため、難関私立や国公立を受ける人で「リード文が長いとしんどい」と感じる人にはとてもいい練習になります。
そうでない人にはオーバースペックになると思うので、自分の志望校に合わせて選んでください。
大森徹の遺伝: これが解ければ遺伝は怖くなくなる
遺伝分野に不安がある人には、いちばんおすすめしたい1冊です。
網羅的に遺伝を理解できる構成になっていて、この本が全部解けるようになったころには、遺伝問題がまったく怖くなくなっていました。
大森徹の記述・論述: 1日2〜3問を気軽に回せる
1日2〜3問を30〜40分くらいで解ける分量なので、毎日のルーティンに組み込みやすいのが良いところです。記述対策を「重い特訓」にせず、軽く続けられました。
英語|すでに得意だった人の例なので、参考程度に
英語は例外的に、高3に上がるまでにほぼ仕上げてあったので、夏は「2〜3日に1回の演習」と「単語の周回」だけでした。
| 教材 | 周回数・ペース |
|---|---|
| 志望校や市販問題集の過去問演習 | 2〜3日に1回、演習→直し→音読1回以上 |
| システム英単語 | 定期的に周回(忘れないための維持) |
同じ状況の人以外には参考にならないと思うので、表だけ置いておきます。
私の英語の勉強法はどちらかというとイレギュラーな部類にあたると思うので、受験英語の全体像とあわせて、別の記事で詳しくまとめる予定です。
ひとつだけ全員に共通して言えるのは、単語は定期的にやらないと忘れるということ。
演習中心の時期でも、単語帳の周回だけは止めないのがおすすめです。
夏の参考書選びで大事だと思う3つのこと
最後に、この夏の経験(成功も失敗も)から言える「参考書選びの考え方」を3つにまとめます。
1. 手を広げない
軸(講習・メイン教材)を1本決めて、市販の参考書は補強に絞る。
化学でDoシリーズの理論・有機を「あえて買わなかった」ように、足りているものは増やさないのが鉄則です。
2. 「何を」だけでなく「何周やるか」まで決める
数学の反省がまさにこれでした。
参考書は1周では身につきません。
「この本を3周する」まで決めて、初めて計画です。
周回前提で考えると、夏にやれる冊数は自然と絞られてきます。
3. 背伸びしすぎない
レベルの合った本を完成させるほうが、難しい本を1周だけするより確実に力になります。
生物で「全レベル3が固まってから標準問題精講へ」と階段を作ったのはうまくいき、数学でいきなりスタンダード演習に行ったのは失敗でした。
同じ私でも、順番を守れた科目は伸びたわけです。
まとめ|絞って、周回数を決めて、階段を上る
最後に、この夏に使った教材と周回数を一覧でまとめておきます。
| 科目 | 教材 | 周回数・ペース |
|---|---|---|
| 全科目 | 前期の駿台テキストの解き直し | 何も見ずに解けるまで |
| 英語 | 志望校・市販問題集の過去問演習 | 2〜3日に1回(演習→直し→音読) |
| 英語 | システム英単語 | 定期的に周回 |
| 数学 | 新数学スタンダード演習 | 1周+直し(※反省: 3周すべきだった) |
| 数学 | 合格る計算 | 3周以上 |
| 数学 | 志望校の過去問 | 1回+直し(※反省: まだ早かった) |
| 化学 | 化学 重要問題集 | 夏前から通算3周 |
| 化学 | 福間の無機化学の講義 | 覚えるまで何周も |
| 生物 | 全レベル問題集 生物3(私大標準・国公立大レベル) | 夏休みに2〜3周目 |
| 生物 | 生物 標準問題精講 | 8月中旬から開始 |
| 生物 | 大森徹の生物 遺伝問題の解法 | 夏休みに1周(夏以降さらに2周) |
| 生物 | 大森徹の生物 記述・論述問題の解法 | 夏休みに半分(その後通しで1周) |
この記事では、私が高3の夏休みに実際に使った参考書とその周回法について紹介しました。
- 夏の勉強は「軸1本+補強」。新しい参考書をむやみに増やさない
- 全科目共通で、前期テキストの解き直しが効く
- 参考書は「何を」+「何周」までセットで計画する
- 周りが何を始めたかより、自分の教材の完成度で考える
- 単語だけはどの時期も止めない
夏休みは勉強時間が増える分、不安も増えがちです。
でも、やることを絞って積み重ねれば、少しずつできることが増えていきます。
この機会に一度、「この夏に絶対やりきる参考書は何か」を考えてみてください。

「あれもこれも」じゃなくて、絞って取り組むことが大事なんだね。
さっそく計画を見直してみるよ!

うん!充実した夏休みになるように、応援しているよ!
「そもそも夏休みの計画をどう立てればいいか分からない」という人は、計画シート(無料配布)つきでまとめたこちらの記事からどうぞ。

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以上、ひよっこでした!


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