こんにちは、ひよっこです!
現役で医学部に合格し、現在医学部5年生です。

もうすぐ夏休み!いっぱい勉強するぞ!

その意気はいいね!でも、計画は立てた?

まだ!とりあえず毎日10時間勉強って書けばいいかな?

それだと3日で挫折するかも…!
『受験生の天王山』とよばれる夏休み。
- 「計画を立てても続く自信がない…」
- 「毎日同じペースで勉強できる気がしない」
- 「何をどれくらいやればいいのかわからない」
そんな悩みを抱える受験生も少なくないと思います。
結論から言うと、夏休みの勉強計画は「計画シート」で立てて、「受験ノート」で毎日記録する。
これだけで、驚くほど崩れにくくなります。
実は私も現役のとき、夏休みの計画を立てたはいいけど、詰め込みすぎて1週間で崩れた経験があります。
でも、この2つの道具を使い始めてから、計画がちゃんと続くようになりました。どちらも特別な道具でも、お金がかかるものでもありません。
紙とノートがあれば、今日から始められます。
この記事ではその中身を、記入例とともに紹介していきます。
現役で医学部に合格したあと、駿台予備校でクラスリーダー(チューター)として、たくさんの受験生の勉強の悩みを間近で見てきました。
「自分が崩れた経験」と「崩れる子を見てきた経験」、その両方から、夏休みの計画で失敗する受験生を一人でも減らしたい、と思ってこの記事を書きました。
- 崩れない夏の計画の立て方(=計画シートの使い方)
- 立てた計画を最後まで続ける仕組み(=受験ノート+3つのコツ)
- 私が現役でやらかした、リアルな失敗談
記事の中では、私が現役のとき実際に使っていた計画シートを改良したものを、記入例つきでExcelファイルとPDFにして無料配布しています。印刷してすぐ使えるので、読みながら手を動かせます。
この記事を読み終わるころには、「何から手をつければいいんだろう…」というモヤモヤが消えて、夏休みの初日から迷わず動き出せるはずです。
結論|計画は「計画シート」で立てて「受験ノート」で記録すると崩れない
先に結論から言います。
夏休みの勉強計画は、「計画シート」で立てて、「受験ノート」で毎日記録すると崩れません。
理由はシンプルで、“計画を立てる場所”と“実際にやったことを記録する場所”を分けると、計画と現実のズレにすぐ気づけるから。ズレに気づければ崩れる前に立て直せるし、「これだけやった」という記録が自信になって、本番直前のメンタルまで支えてくれます。
この記事では、①計画シートで計画を立てる方法、②受験ノートで記録・ふり返る方法、③計画を続けるコツと失敗談、までを順番に解説していきます。
【全体像】崩れない夏休みは“2つの道具”でできている

崩れない夏休みは、たった2つの道具の役割分担でできています。
- 計画シート=夏の計画を立てる場所(いつ・どの参考書をやるか)
- 受験ノート=毎日やったことを記録して、ふり返る場所
計画シートで「予定」を決めて、受験ノートに「実績」を残す。
そして受験ノートを見て予定とのズレに気づいたら、計画シートを見直す。この行ったり来たりが、崩れない夏休みの正体です。
それでは、それぞれ具体的に見ていきましょう。
【道具①】計画シートで夏の計画を立てる
まずは計画シート。夏の計画を立てるための1枚です。
計画シートとは?
計画シートとは、使う参考書を一覧にして、「いつからいつまでに、どれをやるか」を1枚で見渡せるようにした表のことです。私は現役のとき、これを使って夏の計画を組んでいました。
ポイントは、日付を横に並べて、参考書ごとに「この期間でやる」を矢印でひくこと。
こうすると、“どの時期に何が重なっているか”がひと目で分かります。
計画の立て方【3ステップ】
計画シートの埋め方には、コツがあります。
いきなり「1日のスケジュール」から作らないこと。参考書を起点に、大きいところから順番に決めていくのがポイントです。
STEP1|使う予定の参考書の全体像を理解する
まず、夏休みに使う予定の参考書をすべて並べて、「全部でどれくらいの量があるのか」を把握します。ここを飛ばすと、後から「終わらない…」となりがちです。
STEP2|それぞれを「いつまでに何周するか」決める
次に、参考書ごとに「夏休み中に何周するか」「いつまでに終わらせるか」を決めます。参考書は1周では定着しないので、何周かする前提で逆算しておくのが大事です。
私が実際に夏に使った参考書と、それぞれ何周したかは、別記事で詳しくまとめる予定です。
STEP3|計画シートに矢印で落とし込む
最後に、STEP2で決めた「いつまでに何周」を、計画シートの上で矢印にして書き込みます。
「7月前半でこの問題集、後半はこっち」というふうに、期間を線でひくイメージ。ここまで来てはじめて、「今日は何をやるか」が具体的に決まります。
決める順番は、大きいところ(参考書全体)→ 中くらい(周回と期限)→ 小さいところ(1日)。この順番さえ守れば、無理のない計画になります。
計画シート、無料でダウンロードできます
私が現役のとき使っていたものを元に作り直した計画シートを、無料で配布しています。
印刷してすぐ使える形(カラー/白黒)と、パソコンで編集できる形(Excel)を用意しました。
(※曜日は2026年版で入っています。土日が色分けされているので、このあと出てくる「調整日」「オフデー」も置きやすいはずです。)
記入例は以下からダウンロードできます。ぜひ活用してください。
【道具②】受験ノートで毎日を記録・ふり返る
計画シートで予定を立てたら、次は受験ノート。
こっちは毎日やったことを記録して、ふり返るための1冊です。
私の受験ノートの作り方(B5・1行=1日)
作り方はとても簡単です。
- B5サイズのノートを1冊用意する
- 見開きページに表をつくり、1行=1日分として使う(見開きに数日分が収まる)
- 縦線をひいて、「日付/予定/勉強時間/科目ごとの欄/日記」の列を作る
そして、毎日以下の5つを記録していきます。
- 日付
- その日の予定(イベント)(模試・三者面談・学校行事など)
- その日の勉強時間
- 各科目でやったこと(科目の欄に書く)
- 簡単な日記・ふり返り(一言でOK)
ここでのポイントは2つ。
1つ目、科目欄に書くのは“実際にやったこと(実績)”だということ。「勉強の予定」は計画シート側で決めているので、勉強の予定はシート、実績はノート、と場所を分けるのがコツです。こうすると、あとで予定と実績を見比べやすくなります。
2つ目、「予定」欄に書くのは勉強の予定ではなく、模試や学校行事などの“その日のイベント”です。これを書いておくと、あとで見返したときに「この日は模試だったから勉強時間が少なくても仕方ない」と自分で納得できます。勉強時間が少ない日に、無駄に自分を責めなくて済むんです。
この「見開きの表に数日分がまとまって見える」状態が、後からふり返るときに効いてきます。

受験ノートを使うメリット|なぜ計画が「続く」のか
受験ノートのいいところは、ノウハウというより「効果」にあります。
1つ目は、努力が“見える化”されること。
毎日のページが埋まっていくと、「自分はこれだけやってきた」という事実が目に見えて残ります。これが、模試でへこんだときや本番直前の不安なときに、お守りみたいに効いてくるんです。
2つ目は、計画シートとのズレに早く気づけること。
計画シート(予定)と受験ノート(実績)を見比べると、「あ、今週は理科に全然手が回ってないな」とすぐ分かります。気づければ、崩れる前に立て直せます。
計画を「続ける」ための3つのコツ
立て方が分かっても、続かなければ意味がありません。ここからは、私が現役のときに身をもって学んだ「続けるコツ」を3つ紹介します。
コツ1|「時間」ではなく「終わらせること(タスク)」で計画する
ありがちなのが、「朝起きてから2時間、昼食べてから3時間…」という“時間”ベースの計画。これ、机に向かってるだけで満足しちゃうので危険です。
そうではなく、「今日はこの問題集を10ページ終わらせる」という“終わらせること”ベースで立てましょう。終わったかどうかが明確だし、達成感もちゃんと残ります。

僕、すっかり「時間」を目標にしてたよ…。

机に向かった時間より、「何を終わらせたか」を数えよう!そのほうが力になるよ。
コツ2|1週間に1回「調整日」を入れる
計画は、ほぼ確実に少しずつ遅れます。
だから最初から、1週間に1回、何も予定を入れない「調整日」を作っておきましょう。遅れた分をここで吸収すれば、計画全体が崩れずに済みます。
コツ3|2週間に1回「オフデー」で息抜きする
ずっと全力だと続きません。2週間に1回くらい、いつもより勉強量を落とす「オフデー」を作りましょう。
私は毎週日曜日を調整日にして、そのうち2週間に1回はオフデーにしていました。この日は午前中だけ勉強して、午後は同じく駿台に通っていた高校の友達とご飯に行って、何時間もおしゃべりして回復していました。

2週間に1回は息抜きの日があるって考えたら、頑張れそう!

息抜きも戦略の1つ。この日は罪悪感を持たずに楽しんで!
【失敗談】私が夏休みの計画でやらかした2つのこと
偉そうに語ってきましたが、私自身は受験生のときに、夏休みの計画で失敗しています。
みんなが私と同じ失敗を繰り返さないように、2つ正直に共有します。
1つ目は、計画を詰め込みすぎて1週間で回らなくなったこと。
最初はやる気に満ちて予定をぎっしり入れたのですが、当然そんなに完璧にこなせるわけもなく、1週間ほどで計画が破綻しました。ここで「調整日」の存在に気づいて、入れ直したことで立て直せました。
2つ目は、共通テストで使う国語・地理(私の苦手科目)を放置してしまったこと。
夏は二次対策ばかりに気を取られて、共テ科目に全然手をつけませんでした。
一般的には「共通テスト対策は夏休み明けから始めればいい」と言われます。でも、これはすでにある程度の蓄積がある人の話。私みたいに文系科目が苦手で蓄積がない人は、夏休みのうちから少しずつ触れておくべきです。
【クラスリーダー目線】計画で潰れる受験生の“あるある”6パターン
ここからは、私がクラスリーダーとして多くの受験生を見てきて感じた、「計画で潰れる子に共通するパターン」です。
大手予備校のサイトには載っていない、指導側のリアルな視点だと思ってください。
1.調整日を作らない
→遅れを吸収できず、一度崩れると戻せなくなる
2.「勉強時間」で計画を立てる
→時間ではなく「終わらせること」で立てるべき
3.1日に1科目だけ集中する
→飽きてしまって、結局トータルの勉強量が伸びない
4.1人で抱え込む
→悩みをため込まず、人に相談できる子の方が伸びる
5.オフデーをまったく作らない
→息切れして夏の後半で失速する
6.塾・予備校の講座を詰め込みすぎる
→予習・復習が回らなくなり、最悪「予復習に追われて問題演習ゼロ→夏休み、結局何も進まなかった」になる

うわ…正直、半分くらい当てはまってたかも…。

大丈夫、いま気づけたなら全然間に合うよ!1個ずつ直していこう。特に「調整日」と「タスクで立てる」だけでも、今日から意識してみて。
よくある質問(Q&A)
Q. 受験ノートには何を書けばいいですか?
A. 「日付・その日の予定(模試や行事)・勉強時間・各科目でやったこと・簡単なふり返り」の5つでOKです。勉強の予定は計画シート側に書くので、ノートは“実際にやったこと”を残す場所にすると、後から見返しやすくなります。最初から完璧を目指さず、まずは書き続けることを優先しましょう。
Q. 計画シートと受験ノート、両方いりますか?
A. 役割が違うので、両方あると強いです。計画シートは“予定を立てる”、受験ノートは“実績を記録してふり返る”。予定と実績を別々に持っておくと、ズレにすぐ気づけて立て直しやすくなります。
Q. 共通テスト対策は夏休みから始めるべき?
A. 基本的には夏休み明けからで間に合います。ただし、苦手科目で蓄積がない場合は、夏のうちから少しずつ触れておくのがおすすめです。
Q. 1日何時間勉強すればいいですか?
A. 私は「1日8時間」をひとつの目安にしていました。ただ、時間そのものより、「その日に決めたことを終わらせられたか」で考えるのがおすすめです。時間を埋めることが目的になると、勉強した気になって中身が伴わなくなりがちです。
Q. 計画がどうしても続きません…
A. 「調整日(週1)」と「オフデー(2週に1回)」を、先に計画シートへ組み込んでおきましょう。崩れる前提で“余白”を作っておくのが、続ける最大のコツです。
まとめ|「計画シート×受験ノート」で崩れない夏休みを
今回は、計画シートと受験ノートを使って、崩れない勉強計画を立てる方法を解説しました。
- 計画は「計画シート」で立てる(参考書を起点に、期間を矢印でひく)
- 実績は「受験ノート」で毎日記録して、ふり返る
- 「調整日(週1)」と「オフデー(2週に1回)」で、あらかじめ余白をつくる
そして、元駿台生・元クラスリーダーとしてどうしても伝えたいことが1つ。
勉強の悩みは、1人で抱え込まないでください。
私自身も、人に相談できたことで救われた場面が何度もありました。このブログも、そんな相談できる場所の1つになれたらうれしいです。

なんだか、夏がこわくなくなってきた!さっそく計画シート、書いてみる!

その調子!完璧じゃなくていいから、まずは1日書いてみよう。応援してるよ!
模試の受け方・復習のしかたは、こちらの記事で詳しく解説しています。

困ったこと・聞きたいことがあれば、お問い合わせフォームから気軽にどうぞ。
以上、ひよっこでした!


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